綴るだけ

四半世紀の怠惰

うそつきはきらいじゃない

 人と交際をするようになって今日で一週間が経つ。元からたくさん依存させてもらっていたし、返事を保留してからも同じように関わってきた。だからまだよくわからない。

 異性だからって距離を置くのは嫌だったから提案を承諾したのだけれど、きっとこの先も違いはあまりないのだろう。好きなわけではたぶんない。嫌なことがあっても遠慮なく言えるようになりたかっただけ。エゴでしかない。


 恋愛感情がないのですと説明して断った上でやっぱり仲良くしたいからと承諾してしまった。エゴ。


 私が過去への嫉妬を直さない限りきっと続かないし、それどころかイニシエーションとしか考えていない。だけど彼とは永遠に仲良くしていたい。

 二人の過去が溶けて消えてしまえばいいのに。