綴るだけ

四半世紀の怠惰

荷物の整頓

 部屋を片付けることが好きだ。正確には、ものを減らそうと努力してみることが。

身辺整理を試みるけれど、なにしろコレクション魂と物欲が主成分の貧乏性だから減らせるわけがない。ただそうやって「身辺整理してる自分」を見るのが好きなだけなんだと思う。

 

 一度すっきりさせると(最近は小人が夜中にやってくれるのを待つのだが)、一瞬で汚れる。気力がないから戻せなくなるし、活動する気になってなにか取り出してみてもすぐに飽きてしまってやはり部屋はぐしゃぐしゃになっていく。

 そして昨日の夜思いついた。なにかを。

 なにをどう考えたのかは忘れた。

 

 ただ「自分はいなくていい子なんだ」から来て「自分を構成しているもの以外全部視界から取り除こう」と考えたことは覚えている。

 で、起きたら本棚の蔵書の3/4が弾き出されて机の上に置かれてた。無慈悲な。

 まあ、深夜の自分の指示に従って、取り出しやすい感じの箱をこれから買ってきて弾き出された文の愛読書や非愛読書たちを詰めてしまうつもり。

 箱って見つけにくい。ずっとものをしまうための箱を探してるけどなかなかいいものが見つからない。早く片付けたいから適当に。