綴るだけ

四半世紀の怠惰

するする

※嘔吐ネタ注意

 

 親にごはんを奢ってもらって、するすると吐いた。

 ターミナル駅の人混みが耐えられなくなって駅で静止したのち涙目で電車に乗り、迎えに来てとは言えなくてごはんが食べたいと言った。

 飲酒する前から度の過ぎためまいがあって、両目が同じところを向いている気がしないまま食事を摂った。状況把握がうまくできておらず、おいしくて、机上にあったものを全部食べて、満腹を超えていることを感じながら店を出た。このときはもう回転性のめまいはなくなっていた。

 帰宅してすぐ部屋に戻る。窮屈に感じていた上着を脱ぎ、当然のようにビニール袋を広げる。もはや自室での嘔吐に抵抗なんてない。口を開いただけで綺麗に吐き出せて、汚れたり不快になったりすることはなかった。完全なる神吐き。最高。たくさん吐けた。吐いた。吐いてしまった。

 気持ちの悪さにアルコールが関係していたのかがまったくわからない。ただ、そのために目眩止めの服用を避けたのはいけなかったと思う。アルコールのほうを避けるべきだろうが。

たぶん今少し感じている頭痛は嘔吐の後遺症だ。これからもう少しだけ痛くなる。

アイス食べたのがよかったんじゃないかな、と思い出して満足。アイスは神食である。マジ神。